本来猫草って猫に必要なもの?
そもそも猫は肉食なので、栄養バランスのとれたキャットフードを食べていれば必要な栄養素は不足していません。
また毛玉を吐くために必要なのではと思っていましたが、調べてみると、きちんとブラッシングをしてあげたり、毛玉の排出に効果のあるキャットフードを与えてあげるなどで、必ずしも猫草が必要という訳ではないようです。
それでも外に出られず家の中だけで過ごす猫に、猫草を食べさせてあげたいと考えている飼い主さんはいらっしゃると思います。
草を好む猫もいて、我が家の猫も、美味しいと思っているのか口触りが好みなのか、気の向いたときには猫草をハムハムと食べています。
猫草は簡単に栽培することができます。
下記画像が種蒔きをして11日後のものです。
鉢に植えてあるものを購入するよりも節約になりますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
ただし、猫が猫草を食べすぎると、嘔吐の回数が増えたり下痢をしてしまうこともあるようなので、1日に与える時間を調節するなどして気を付けて与えてあげてください。
用意するもの
下記画像が用意するものになります。
①猫草を植える鉢
②鉢の受け皿
③土
④猫草の種
⑤フォークorスプーン
①鉢は以前ホームセンターで猫草を購入した際に取って置いたものです。
もう何年も使用しています。
②鉢の受け皿は100均で購入したもの。こちらも鉢と同時期に購入したものです。
③土もダイソーで購入したもの。軽くて繊維状になっているので、鉢にそのまま入れても下の穴から土がこぼれ落ち辛く使い勝手が良いです。
④猫草の種はえん麦の種が入っています。100均でも購入できます。
ホームセンターで販売している物は容量が多く、今回はこちらを購入しました。
⑤フォークorスプーン あった方が土を入れたり均したりするのが楽になると思います。
猫草を植えた後に必要になるのが、アルミホイルと霧吹きです。
アルミホイルはネコ草の種を蒔いた後しばらく鉢にかぶせるのに使用。
霧吹きは鉢の水やりに使用します。
手順
先ず、鉢に土を入れて行きます。
鉢の6~7分目程、土を入れます。
下記画像のように種を蒔きます。
まんべんなく種を蒔くのがコツです。適当に蒔いておいても、やがて草が生え揃った頃には、販売されているものと比べて、見劣りしないものになります。
種の上に、種が隠れるくらいの土をかけます。
薄く土をかけるのですが、これも適当で大丈夫です。
種を蒔き土をかけたあと、霧吹きでたっぷりと水を撒きます。
水を与えた後、目が出るまではアルミホイルを軽くかぶせておきます。
水やりは、土の乾き具合を見て。
土が乾いてきたらたっぷり水を与えます。
猫草の成長過程
6日後の状態です。
芽が出てきました。もう少し芽が出揃うまでアルミホイルを被せておきます。
芽が出始めると、どんどん成長していきます。
7日目の状態です。
昨日に比べて大分芽が伸びているのでアルミホイルは外します。
芽が出ている場所にムラがありますが、いずれ綺麗に生え揃うので大丈夫です。
大分猫草が伸びてきました。
まだ芽が出ている所とそうでない所があります。
土が乾いたらみずを与えるのを忘れないようにしましょう。
種を蒔いてから11日後の状態です。
ホームセンター等で販売しているものと変わらない状態になっています。
上から見ても、ムラなく生えているのが分かります。
もう猫に与えても大丈夫です。
種まきをしてから16日後の状態です。密集してどんどん草が伸びて行きます。
猫に食べられても、元気に育っています。
猫草の栽培は費用も手間もそれほど掛からずに、自分で行うことができます。
草の成長を見るのも楽しいです。
ぜひ猫草を育ててみてください。
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