物置購入
２０１４年の大雪の際、雪掻き用スコップや長靴が外の物置にしまってあり、そこまで辿り着くのが一苦労という事がありました。
玄関続きの家の軒下にコンクリートが打ってある部分があり、そこに物置を置ければ、軒下を通って物置まで行けるのにと考えて、ネット検索するとちょうど良いサイズの物置が。
西端の、外側の柱と家の間にちょうどスッポリ置ける位の物置を見つけて購入しました。
下にブロックを敷き、物置を置いてみたら大きさ的にはちょうど良い感じ。
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ところが問題発生
予想されることでしょうが、台風等の強風で西を背にして置いた物置が倒れてしまう！
物置内の下部にブロック等の重い物を置いても、ダメでした。
そこで見た目は悪いのですが、下の画像のように、物置と柱の間にホームセンターで購入した厚めの緩衝材を挟み、太めのひもで縛っていました💦（柱の外側にも傷にならないよう同じように緩衝材を巻いて．．．）
それでも強風の時には物置は、倒れはしませんが、前に傾きどしんどしんと音を立てて揺れるんです😢
冬になると、それはもう頻繁に昼夜関係なしです。
ずっと気になっていたのですが、意を決して何とか固定する方法を考え、対処することにしました。
コンクリートの上に置いてあることがネックに
ですが、家の軒下のコンクリートの上に設置してあるため、固定の方法が難しいんです。
調べると、
アンカー埋め込み式
①通常アンカープレートというものを４本用意する
②アンカープレートを埋める部分の地面に４カ所穴を掘る
③アンカープレートを物置の足元にある４カ所の穴にボルトで固定する
④穴をモルタルやコンクリートで埋める
又は
ワイヤー式
①物置本体の上部４カ所の本体支持金具や穴にワイヤーや針金を通し、動かないもの（家屋やフェンスなど）と繋いで固定する
と大まかに２種類の方法ですが、ワイヤー式では今まで通り家屋の柱に結び付けることで、更に建物を傷めてしまいそうですし、アンカー式だと、コンクリートの上の場合、コンクリートにボルトで固定とあり、素人の仕事で元からあるコンクリートに穴を開けるなんてとてもとても。
アンカーをモルタルやセメントで高めるものハードル高め。
で、
ワイヤー式とアンカー式を組み合わせたような固定方法
準備したもの
①ステンレスワイヤーロープ 長さを測り 計６本
②ワイヤーロープをカシメるためのスリーブ １２個
③ステンレス製ターンバックル
④万能ウエイト（フック付き）３個
⑤ワイヤーロープをカットしたりカシメるためのペンチ １個
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作業工程
①万能ウエイトを地面に埋める
万能ウエイトという本来、遮光カーテンの抑えに使ったりするものらしいのですが、それを見つけて、これだ！！と。
これをフックだけ顔を出すよう地面に埋めれば、アンカーの代わりになるんじゃない？💡
ということで、ワイヤーロープが建物等に当たらずに引っ張れる位置に穴を掘り、土に埋めました。
②ステンレスワイヤーロープを切る
ワイヤーロープを必要な長さにペンチを使って切って行きます。
長さを少々見誤っても良いように多少のゆとりを取ってカットしました。
（ケチって初めの１本、ギリギリの長さで失敗したので💦）
③物置の３カ所にワイヤーロープを取り付ける
物置上部の後ろの支持金具２カ所と 前の穴１カ所（庭に面している側）に３本のワイヤーロープを
それぞれ通して、スリーブを使ってカシメます。
（カシメとは接着剤等を使わず、金属を工具などを使って固める事だそうです）
下の画像で輪の先の金属がワイヤーロープを圧着しているスリーブです。
ワイヤーロープを通して、購入したペンチでぎゅっと圧着しています。
④ワイヤーロープに輪を作る
物置に付けたワイヤーロープのもう片方の端をスリーブを使ってカシメ、輪を作っていきます。
⑤残りのワイヤーロープに輪を作る
残りの３本のワイヤーロープの両端を、同じようにスリーブを使って輪を作ります。
既にワイヤーロープの端が輪になって販売されているものもあります。
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⑥ワイヤーロープの輪を万能ウエイトのフックに掛ける
両端が輪になっているワイヤーロープの片方を地面に埋めた万能ウエイトのフックに掛けます。
（長さを測ってワイヤーロープを切断しているので、それぞれ間違わないよう使用します）
⑦ターンバックルを使ってワイヤーロープを引っ張る
物置に付けたワイヤーロープと万能ウエイトのフックに掛けたワイヤーロープの空いている方の輪を、 ターンバックルに引っ掛け、ワイヤーに遊びがないようピンと張るよう、物置の固定の為締めて行きます。
ターンバックルは使用してみると、ワイヤーをピンと張るためにとっても便利なものです。
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以上で完了です！
後ろは２カ所ワイヤーロープで固定していますが、前は１カ所のみです。
設置して数カ月経ち、強風や台風などもありましたが、今のところ無事です。
その後の状態
この辺りは、冬になると強風の吹き荒れるところで、丸１日台風以上ではないかという強風にさらされましたが、まったく問題ありませんでした。
手抜きの簡単なやり方ではありますが、十分強風に耐えられることが分かりました。
物置の固定の方法の一つとして、参考になれば幸いです。
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